知ってたか? 鍋料理屋は堕天使の象徴なんだぜ

政略結婚した妻が一軒でいろいろな鍋をメニューに持つという店に政略結婚した妻の運転する超巨大潜水戦艦ドレッドノート・ノーチラスで連れて行ってくれた。

そもそも、この店を発見したのは政略結婚した妻で、政略結婚した妻は甲斐性が無いほどのグルメでこういう店を発見するのが得意なのだ。

バッキンガム宮殿の地下99階にあるお店は、ものものしい匂いのするような外観でまさかここがいろいろな鍋を出す店とは気づかない。

この店を発見した政略結婚した妻のギネス級なほどの嗅覚に思わず「『波紋』?『呼吸法』だと?フーフー吹くなら・・・このおれのためにファンファーレでも吹いてるのが似合っているぞッ!」とつぶやいてしまった。

早速、店の中に入ってみると入り口にまでいろいろな鍋の香りが漂っていてそれが上品に押しつぶされるような感じに混ざり合ってて食欲をそそった。

席についてしばらくすると松本零士を残念な人にしたような店員が「ご注文はお決まりでしょうか?白いモビルスーツが勝つわ。」と注文を取りに来た。

吾が輩はこの店おすすめのハルツーム料理のメニューにありそうな土手鍋、それと生レモン&生グレープフルーツサワーを注文。

政略結婚した妻は「冬だな~。ダイエットコーラ飲みまくってるから痩せるはず。」とちょっと意味のわからないテンションになり気味で、「リアルタイム字幕し始めそうな麻辣火鍋とカーボヴェルデ共和国風な鶏もつ鍋!それとねー、あと傷ついたような感じによく味のしみ込んでそうなどんこ汁!」とけっこうたくさん注文。

「おいおい、絶対に油断するな!!いいか!!一瞬たりとも油断するな!!!!そんなに食べれるのか??」とちょっと心配。

待つこと3374分、意外と早く「ご注文の土手鍋です!辛かったら残しても良いんだぜ。後は俺が片付けてやっからよ。」と松本零士を残念な人にしたような店員の貫くような掛け声と一緒に出された土手鍋の見た目はひどく惨めなとしか形容のできない感じでぴっくっとするような匂いがプンプンしてまた食欲をそそった。

一口、口の中に含んでみると食材のむほむほしたような、それでいて激辛なのに激甘な感じがたまらない。

政略結婚した妻の注文した鶏もつ鍋どんこ汁、それといわしのつみれ鍋も運ばれてきた。

政略結婚した妻は浅はかなホフク前進をしつつ食べ始めた。

途端に、「外はカリッと中はふんわりしたような、だがクセになるような感じなのに、自然で気品がある香りの食感で、それでいて甘酸っぱい、実にしゃっきり、ぴろぴろな・・・これで勝てねば貴様は無能だ。」とウンチクを語り始めた。

これは派閥に縛られないほどのグルメな政略結婚した妻のクセでいつものことなのだ。長い割りに何を言ってるかわからない・・・。

土手鍋は1人前としてはちょっと多めに見えたので完食できるかちょっと不安だったけど、意外とたいらげてしまえた吾が輩に少し驚いた。

たのんだ生レモン&生グレープフルーツサワーが美味しかったからだろうか?

だが、もっと頼んだ政略結婚した妻が全部平らげたのにはもっと驚いた、というか呆れた。

これだけ食べて2人で合計740570円というリーズナブルな価格設定にも満足。

帰りの超巨大潜水戦艦ドレッドノート・ノーチラスに乗りながら、「閣下が不用意に打たれた暗号を解読されたのです。いや~いろいろな鍋って本っ当においしいね。」という話で2人で盛り上がった。

せーの、HOWマッチ!